スタッフ勉強会を実施しました|経営者視点での考え方について

2016年11月27日スタッフ勉強会

本日は11月17日に行ったスタッフ勉強会の様子をご紹介させて頂きます。
この日の勉強会では経営者視点での考え方を学びました。

勉強会の考察対象として取り上げられた事例は、某外食チェーン店の運営方針の変更についてです。
某外食チェーン店は以前は24時間営業を中心とした店舗展開を行っていましたが、近年は深夜帯の売り上げ低迷のため深夜営業を廃止し、多くのお客様が来客する日中~夜間にかけての営業のみにシフトしていきました。
一昔前と比較すると深夜の外食需要が低下しており、人件費の向上もあるため、深夜営業を廃止することで利益向上につながるという判断かと思われます。
特に人件費は以前勉強会でも取り扱ったアベノミクスの影響もあり、今後も更に高まっていくことが予想されます。

https://www.booksdream.co.jp/blog/benkyokai-20161113

この事例に対して「各自が何を感じたか」が今回の勉強会のテーマとなります。

まずあるスタッフの感じたこととして、「無駄な経費の削減等を行うことで利益も向上するなら良いことである」という意見がありました。
また別のスタッフからは「深夜営業の需要や人件費等、昔と今では変わることも多くある。時代の流れに沿って運営方針を変えていくのは良いことである」という意見もありました。

たしかに今回の事例を表面的に見れば「無駄をなくし、時代に合わせた良い運営」と感じるかと思います。
ただ、少し視点を変えて「経営者」の視点から今回の事例を考察した場合、違った見え方もあるかと思います。

例えば深夜の来客数が減っているとはいえ、深夜に利用されるお客様は必ず存在します。
そのお客様にとっては深夜の営業がなくなることは大きな不満になります。
その不満の声がどの程度企業運営に影響があるのかは事前に検討しておく必要があります。
また、今回の事例で経費削減により利益は向上するかと思われますが、売上は業務時間を短縮する営業で低下するかと思われます。
経費削減による利益向上と売り上げの低下についても検討しておく必要があるかと思います。


弊社のスタッフは経営者ではありませんが、一人一人が経営者視点をもちながら業務に取り組むことで、一労働者、一消費者の視点では見えてこなかったさまざまなものが見えてきます。
多くのスタッフが経営者視点をもつ会社であれば、会社全体で強い一体感があり、現場から会社全体を意識したさまざまな改善案が出され、非常に強い会社になるかと思います。
今後の勉強会を通じて、弊社も多くのスタッフが経営者視点をもった強い会社になれるように努めて参ります。

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ブックスドリーム 編集部
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