これからの季節には熱中症に注意!

2022年7月17日その他コラム,最新情報

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本格的に暑くなってきましたね・・・!

今年は6月1日から28度を記録し、梅雨入りまで冷房をつけるほどではないものの体感的には27~28度に感じていたのではないでしょうか。
後半には30度を越える日も増え、既に夏を感じる気温となりました。

暑くなってくるとニュースで流れてくるのが『熱中症』のこと。
今回は本格的に夏を迎える前に、熱中症についての雑学をお話しさせていただきます。

熱中症という言葉が一般的に使われ始めたのは1995年頃と言われており、「熱射病」「日射病」と言われることもあります。
そのため「熱中症は総称」として使われるそうです。

そもそも熱中症って?
高温多湿の環境でおこる「めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温」などの症状が起こることです。
熱中症は芸能人の方が搬送されたニュースをきっかけに以前にも増して注目度が高まった症状になります。
過去5年では7~8月の熱中症発生率は1年のうち9割を占めています。

て、ここでよく間違った認識をされているものがあります。

それではズバリ《 熱中症が起こりやすい環境 》
大体の方は外出時や運動中に起こると考えているのではないでしょうか。
でも一番多いのは実は「室内にいる時」なんです。
特に最近では高齢者の方の熱中症が増えており、話題になっています。

なぜ室内にいるのに熱中症になってしまうのか?

それはエアコンや扇風機もなく、窓を閉め切った室内で過ごしているからなんです。

また、過去の熱中症による救急搬送人員数の最多は
平成30年の95,137人となり、それを機に減ってはいるものの、昨年でも47,877人が搬送されています。
過去5年間では死傷者が100~200人台となっています。
近年ではコロナの影響でマスクをすることによる熱中症も増えているそうですよ。

では暑さだけに気を付けていればいいのでしょうか?
実は原因は暑さだけではありません。
熱中症の危険度を判断する数値として「暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)」があります。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
特に湿度に注意が必要で、湿度が高い場所では汗が蒸発しにくく、熱中症になりやすいのです。
日々の暑さ指数に関しては下記画像をクリックで確認してみてください。

環境省 熱中症予防情報サイト
環境省 熱中症予防情報サイト

もし身体に異常を感じたら・・・
涼しい場所へ避難し、体表近くに太い静脈がある場所(わきの下・首・足の付け根)を冷やしましょう!
よく漫画やドラマなどで額を冷やすシーンを見かけますが、額では効果がないので注意です。
また水分や塩分も補給をするようにしてください。
意識がない・痙攣している・飲み物を受け付けないなどの症状があればすぐに病院または救急車を呼んでください。

以上が熱中症の雑学になります。
これから更に熱くなる日々が続きます。
気象庁によると今年の夏はラニーニャ現象が続く可能性が高いと予測しており、特に注意が必要です。
近年では2020年にラニーニャ現象が起きており、全国的に多湿・多雨となり41度を観測した地域もありました。
脱水症も併せて気を付けて、夏を楽しく過ごしましょう♪

最後までお読み頂きありがとうございました!

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ブックスドリーム 編集部
ブックスドリーム 編集部ブックスドリーム 編集部
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