参考書はボロボロになるまでやりこむべき！参考書の選び方ややりこむ方法まで解説
※2024年5月1日更新
ブックスドリーム 編集の玉置です。
いつも弊社ブログをお読み頂きありがとうございます。
書店には、たくさんの参考書があふれています。よさそうな参考書を見ると、あれもこれも使いたくなってしまいますよね。しかし、参考書は1冊に絞り、ボロボロになるまで使うほうが効果的です。
今回は、参考書や赤本、専門書、医学書、予備校テキスト・教材を専門に15年以上買取と販売を行ってきた弊社が、1冊の参考書をやりこむ方法と、参考書の選び方についてご紹介します。
目次
参考書はボロボロになるまで1冊をやりこむべき
1冊の参考書をボロボロになるまでやりこむ理由は、以下の3つです。
1.覚える情報は限られている
2.反復することで記憶が定着する
3.自信を得られる
ひとつずつみていきましょう。
理由①：覚える情報は限られている
最初の理由は、覚える情報には限りがあるからです。参考書ごとに記載の仕方やまとめ方は異なりますが、覚えなければいけない情報は限られています。複数の参考書を使うことは、混乱のもととなるでしょう。また、まとめたり整理したりするのに手間がかかってしまい、効率の悪い時間の使い方といえます。
基本的に、参考書に書かれている内容は同じです。記載方法が違う場合がほとんどのため、1冊に集中してやりこむほうが、覚えるべき情報をしっかりと覚えられます。
理由②：反復することで記憶が定着する
2つ目は、反復による記憶の定着です。同じ問題を何度も解くことで、記憶は定着します。複数の参考書を1〜2回やっただけでは内容が定着せず、結局どれも覚えていない状態になってしまいます。
通学の道順も、入学当初は曲がる場所や電車の乗り場などを、何度も確認していたはずです。しかし、毎日繰り返すうちに、数ヶ月後には意識せずに通学しているのではないでしょうか。
勉強も同じで、1冊の参考書を何度もやりこめば記憶が定着します。忘れることなく、無意識に覚えている状態になるため、試験当日にも「覚えていたはずなのに思い出せなかった」ということがありません。
理由③：自信を得られる
最後の理由は、自信になるからです。たとえば、「1冊の参考書をすべて覚えられるまでやりこむ」「英単語を毎日やる」などの目標を設定します。自分で決めた約束を守っていると、「きちんとやれている」「自分はできる」という自信が生まれるでしょう。
また、毎日のように使用した参考書は、文字通り「ボロボロ」になります。自分が努力した結果が目で確認できるため、「これだけやったのだから大丈夫」と自信をもって試験に挑めるはずです。
参考書をボロボロになるまでやりこむ方法
参考書を「ボロボロにする」までやりこむには、4つの方法があります。
1.参考書を何周も反復する
2.参考書を複数買わない
3.使っていない参考書はすべて売る
4.今使っている参考書を何が何でもやりきる
内容をひとつずつみていきましょう。
参考書を何周も反復する
参考書は「何周したからOK」というものではありません。しっかりと覚えるまで、理解できない点がなくなるまで反復します。
苦手な問題をできるようになるまで解いたり、問題を素早く解けたりするまで、繰り返し読み込んでいきましょう。結果的に何周、何十周と参考書をやりこむため、自然と参考書はボロボロになっていきます。
参考書を複数買わない
参考書を何冊も買って、1〜2回解いて満足する人がいます。なかには、大量の参考書が並ぶ本棚を見ただけで、勉強した気になった人もいるでしょう。
同じような内容の参考書を何冊も買うと、すべてを何度も解くのは難しいのではないでしょうか。どうしてもそれぞれをかいつまむように解いてしまい、記憶が定着せず、「覚えたつもり」になってしまいます。
参考書は何冊も買わずに1冊に絞り、必要部分にマーカーを引いたり、メモを書き込んだりして、1冊ですべてがわかる自分だけのオリジナル参考書にするのがおすすめです。
使っていない参考書はすべて売る
使っていない参考書は売ってしまのがおすすめです。「必要そうだから」「評判がよかったから」と購入だけをし、手をつけていない参考書が何冊もあるのではないでしょうか。
先ほども述べたとおり、複数の参考書を1〜2度やった程度では記憶が定着しません。参考書を集めるコレクターになってしまっているなら、思い切って売ってしまいましょう。1冊に集中できる環境にすることも、ひとつの勉強方法です。
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そして、当ブログの以下の記事では、参考書や赤本を高く売るためのコツやおすすめ買取店も紹介しています。買取サービスを利用するにあたって知っておくべきことや、知っておくと得することを厳選して紹介しています。
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ぜひこれらも参考にして、納得のいく買取につなげてください。
今使っている参考書を何が何でもやりきる
すでに使用中の参考書があれば、まずは最後までやりきってみましょう。やりきったことへの達成感や、自信にもつながります。
また、最後までやりきれば、ひととおりの問題を一度は解いた状態になります。苦手な分野を見つける機会にもなるため、何が何でもやりきりましょう。
ボロボロになるまで勉強しよう！参考書を選ぶポイント3つ
1冊を何度もやるためには、自分に合った参考書選びが大切です。これから参考書を購入する際は、以下の3つのポイントを参考にして選んでみましょう。
1.1冊で内容が網羅できているものを選ぶ
2.自分のレベルにあったものを選ぶ
3.実物を見てから購入する
それぞれ説明していきます。
1冊で内容が網羅できているものを選ぶ
何度も繰り返す参考書は、1冊で内容が網羅されているものを選びましょう。内容が網羅できていないと、別の参考書でその分を補うことになります。二度手間になり、整理をするのにも時間がかかってしまうため、1冊で網羅できるものを選ぶことがポイントです。
自分のレベルにあったものを選ぶ
たとえば、一度で簡単に解けてしまうような参考書は、自分のレベルに合っていません。すでに解ける実力をもっているため、何度も繰り返したところでレベルが上がることはないでしょう。自分のレベル以上の問題を何周かけてでも解けるようになることが、実力をアップにつながります。
しかし、あまりにもレベルが高すぎると、参考書を解く意欲がなくなってしまいます。そのため、自分のレベルに合った参考書を選ぶようにしましょう。
実物を見てから購入する
ネットの口コミだけで購入するのはおすすめしません。先述のとおり、内容が網羅されているか、自分のレベルに合ったものなのかは、実際に確かめる必要があります。
また、口コミでは評判がよくても、「写真や図解が少なくて見づらい」などの部分は、実物を見なければわからない部分です。口コミや友人のおすすめを参考にしながらも、購入をする際にはできるだけ実物を見てから選ぶようにしましょう。
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自分にあった参考書を安く手に入れるにはぴったりですよ。
まとめ
参考書をボロボロにする意味は、1冊をやりこむことです。何冊も参考書を使うと、自分の得意な部分だけをやってしまい、苦手な部分までカバーできません。
1冊を何度も反復をすることで、苦手問題を克服でき、試験当日も問題にすぐに反応できます。自分の実力が伸びるだけでなく、「ボロボロになるまでやった」という自信にもつながるので、1冊を繰り返し使っていきましょう。
なお、当ブログでは、参考書の正しい選び方や参考書選びのコツ、参考書を買ってから効率よく勉強するためのコツや勉強するときの注意点、参考書の使い方や読み方・書き込みのコツについても紹介しています。
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ぜひこれらの記事も参考にして、自分のレベルにあった参考書を見つけて、参考書のポテンシャルを活かしきって、効率よく学力向上につなげましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました！
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