参考書への書き込みのコツを徹底解説!売る際に支障のない書き込みも紹介
※2024年10月1日更新
ブックスドリーム 編集の玉置です。
いつも弊社ブログをお読み頂きありがとうございます。
参考書を使って勉強するときは、ただながめているよりも書き込みをしたほうが勉強の効率を上げられます。そこで、今回は参考書や専門書、医学書、予備校テキスト・教材を専門に15年以上買取と販売を行ってきた弊社が、書き込みが向いている参考書と、書き込みをするメリットについてご紹介します。
記事の後半では参考書の買取についてと、参考書を売る際に支障が少ない書き込みの仕方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【結論】書き込みに向いている参考書(ページ)とそうでないものを知るだけで効率がアップ!
参考書には書き込みが向いているものと、向いていないものがあります。特に書き込みが向いていない参考書は、書き込んでしまうと勉強の効率が下がったり、買い取ってもらえなかったりする可能性もあるので注意しましょう。
参考書への書き込みは、より深く理解するために必要なことです。書き込みをするところとしないところを区別し、勉強の効率を上げていきましょう。
また、以下の記事では「参考書の効率的な使い方(読み方)や勉強がはかどる活用法」についても紹介しています。
【関連記事】参考書の効率的な使い方(読み方)とは?勉強がはかどる活用法を徹底解説!
ぜひこちらも参考にして、参考書を使った勉強の効率を上げていきましょう。効率よく勉強することで学力向上や志望校合格にぐっと近づくことができますよ。
それでは、書き込みに向いている参考書(ページ)と書き込みに向いていない参考書(ページ)について、そしてその理由について説明します。
書き込みに向いている参考書(ページ)
書き込みに向いている参考書(ページ)は、単語帳などの暗記系や、その単元の解説講義部分が多いものです。暗記系や解説講義部分は、いわゆるインプットする場になります。その都度メモを書き込んでおいたほうが勉強の効率も上がるでしょう。
また、書き込み以外にも付箋などを貼って、すぐに復習できるようにしておくのもおすすめです。
書き込みに向いていない参考書(ページ)
書き込みに向いていない参考書(ページ)は、問題集となっている参考書や演習問題のページです。演習問題がたくさんあるページや、問題集に書き込みをしてしまうと、繰り返し演習ができなくなります。
特に勉強の質を高めるためには、単語や公式などを暗記するインプットと、実際の問題を解くアウトプットをセットに行うことが重要です。そのため、せっかくアウトプットできる箇所に書き込んでしまうと一度だけしか使えず、勉強の効率と質を下げてしまいます。
参考書に書き込みをするメリット
ここでは、参考書に書き込みをして勉強するメリットについて解説していきます。むやみに書き込みをするよりも、「書き込むことでどんな効果があるか?」ということをイメージできていると、さらに効率と質がアップするでしょう。
自分が理解できていない部分を整理でき、復習に費やす時間を短縮できる
参考書を読んでいてわからない箇所や、重要だと思った箇所にその都度書き込みをしておけば、復習に費やす時間を短縮できます。
何も書き込みや付箋などを貼っていない場合、もう一度復習しようとしても的確な場所がわからず、再度すべて読む必要があります。重要な箇所やわかりにくかった箇所に書き込みをしておけば、ひと目で前の学習内容を思い出し、ピンポイントで復習ができるでしょう。
覚えるべきところだけを区別できるので、必要のないインプットを避けられる
参考書とはいえ、書いてある内容がすべて必要な情報であるとは限りません。日頃から書き込みをしておくことで、自分のレベルに合わせて、覚えるべきところとそうでないところを区別できます。
また参考書のほとんどは、「苦手な人から得意な人まで」というコンセプトで作られています。自分なりに書き込むことで、必要な情報だけをインプットできるでしょう。
苦手な部分を自分の言葉で捕捉できるので、学習効率が上がる
勉強をしていて1番重要なのが、苦手な箇所をどう理解し、克服するかという点です。しかし、参考書や教科書の言い回しだと、覚えにくかったり理解しにくかったりすることがあるのではないでしょうか。
そこで苦手な箇所や、つまずいたところを自分の言葉で書き込んでおきましょう。再度見直しをしたときに覚えやすく、学習効率も上げられます。
試験直前に苦手な箇所だけを復習できる
問題集などは書き込みに向かないタイプの参考書ですが、間違って回答したページや箇所に付箋をつけると「どの問題が苦手なのか」「その参考書の中に苦手な問題がどれくらいあるのか」をピックアップできます。
試験前は勉強に費やせる時間が限られますが、苦手な部分だけを拾い上げて復習できることはメリットです。
参考書に書き込みをする際の注意点
ここまで、参考書に書き込みをするメリットについて解説してきました。しかし、書き込みをして勉強をするときには注意点もあります。以下の点に気をつけながら勉強を進めていきましょう。
書き込んだだけで勉強したつもりにならないように心がける
まず注意していただきたい点は、書き込みをしただけで勉強をしたつもりになってしまうことです。よくも悪くも参考書に書き込みをすると、いかにも勉強をしているという気持ちになります。そのため、ただ書き込みをして復習をしないというケースもあるでしょう。
これでは、せっかく学習効率を上げてもあまり意味がありません。参考書へ書き込みをするときは、必ず目的を明確にしましょう。
書き込みすぎて本当に大事なポイントがわからなくならないように注意する
もう一つの注意点は、書き込みをしすぎて重要なポイントがわからなくなってしまう点です。やみくもに書き込みをしてしまうことで、参考書がよりわからなくなってしまうこともあります。
必ず、「なぜここは補足が必要なのか?」「この部分は本当に重要なのか?」と自問しながら、書き込む場所を選ぶことも重要です。
書き込みをするべきではない箇所があることも知っておく
参考書には書き込みをして良い箇所と、書き込みをしてはいけない箇所があります。これは書き込みに向いている参考書でも同じことなので注意しましょう。
たとえば暗記系科目の参考書だとしても、演習問題などのページに書き込みをすると、繰り返し問題を解くときの邪魔になります。問題集に関しても、問題と解説部分が一体となっている箇所への書き込みはするべきではありません。
参考書は基本的に繰り返し使うものです。2周目、3周目と何度も使うことをイメージして、邪魔にならない箇所にだけ書き込みをしましょう。
色分けのルールを決めて徹底する
書き込みは「黒」や「赤」などの1~2色だけを使わずに、複数の色のボールペンや蛍光ペンを使って色分けしましょう。色分けをすると、何を目的に書き込みをしたのかを判断しやすくなります。
たとえば最も重要なテーマは「赤」、根拠は「黄色」、後で詳しく調べたい箇所には「青」というように色分けをすると効果的です。
記号や下線も使って書き込みをする
色分けだけでは整理しにくい場合は、記号や下線も使って書き込みましょう。試験に出る可能性が高い箇所には「!」と書き込むだけでも見分けやすくなります。
アイデア次第で書き込みの方法はさまざまです。一例として英単語の場合、新しく見た単語を丸で囲ったり、正答する自信のない単語には波線をつけたりすると読み返したときにわかりやすく、集中力も維持できます。
赤シートで隠れる色のペンを使う
参考書には解説部分を隠す「赤シート」が付属している場合が多いです。赤シートで隠れる色のペンを使って書き込みをすれば、演習問題などに書き込みをしたとしても、赤シートで回答を隠しながら2周目、3周目の学習を進められます。
赤やオレンジといった系統の色を使って書き込むと、赤シートを被せたときに書き込みが見えなくなります。ただし、書き込みをする位置によっては赤シートが無効化されるため、あらかじめ赤シートでカバーできる範囲を確認しておきましょう。
【注意】買取が難しくなる参考書への書き込み方法
今使っている参考書を、後々買い取ってもらおうと考えている方もいらっしゃるでしょう。その際に、気をつけておきたい参考書への書き込み方法をご紹介します。
なお、以下の記事では、参考書を買取に出すメリットや高く売る方法について紹介しています。ぜひこちらも参考にして、満足いく買取につなげてくださいね。
【関連記事】参考書は買取できる?買取に出すメリットや高く売る方法までご紹介
塗りつぶして元の文章が見えなくなっている
参考書の買取をしてもらうには、その参考書を別の人が問題なく使えるかどうかが重要になります。もともと参考書に書いてある内容が読み取れない状態だと、参考書としては不十分になってしまい、買い取ってもらえない可能性が高いでしょう。
そのため、書き込む際は塗りつぶすのではなく、蛍光ペンや空欄に補足事項を書くなど、元の文章を残しつつ書き込むようにしましょう。
参考書への書き込みのコツや売る際に支障のない書き込みの仕方は、以下でも紹介しています。ぜひこちらも参考にしてくださいね。
【関連記事】参考書への書き込みのコツを徹底解説!売る際に支障のない書き込みも紹介
もちろん高く買取してもらうには書き込みをしないことが一番です。しかし、勉強する際に書き込みをしないと難しいこともあります。どうしても書き込みをしないといけないときはここに書いている方法を参考にして書き込みましょう。
全ページにわたってしっかり書き込みをしてしまっている
あまりにも書き込みすぎると、買い取ってもらえなくなる可能性があります。書き込みをしすぎてしまうと、書き込みをした人に特化した参考書になってしまうため、ほかの人が読んでも参考にならなかったり頭に入ってこなかったりしてしまうためです。
とはいえ、書き込みをしたほうが勉強の効率アップにつながります。買取してもらえない場合は、売却せず頑張った思い出の一つとして保存しておくのも選択肢でしょう。
【対策】参考書を高く買取してもらうための書き込み方
先ほどの項目では、書き込み方によって参考書の買取が難しくなることをお伝えしました。合格後などには参考書を使わなくなりますから、できれば参考書は高く売れる状態のまま使いたいですよね。
しかし、買取ありきで書き込みを遠慮してしまうと、効率よく勉強ができません。そこでこの項目では、思ったとおりに書き込みをしながらも、参考書を高く買取してもらうための対策・対処法をご紹介します。
消えるボールペンを使って書き込みをする
消えるボールペンを使って書き込みをする方法は有効です。手間はかかりますが、使い終わった後に消しゴムで消すことにより、参考書を新品に近い状態へ戻せます。
販売されている消えるボールペンのカラーはさまざまなので、色分けをしながら書き込みすることも可能です。演習問題への書き込みも消せるため、参考書を繰り返し使う場合にも役立ちます。
ページを折り込まずに付箋をつける
読み返したいページはつい折り込んでしまいがちですが、極端に折り込みが多い参考書も高価買取がされにくくなります。代替案として、折り曲げたいページには付箋を貼って目印にしましょう。
解答はコピーした参考書に書き込む
たくさんの書き込みをしたい場合は、そのページをあらかじめコピーしておき、コピー用紙に書き込みましょう。ごく限られたページだけに書き込みをする人の場合、この方法は特に効果的で、使い終わった参考書をほぼ新品の状態で買取に出せます。
コピーに向いているのは、演習問題や英語の長文、国語の長文読解などです。これらの箇所に対して直接書き込みをすると復習しにくくなりますが、コピーなら遠慮なく書き込みができますし、ファイルに挟めば保存もできます。
書き込みがある参考書の買取は「学参プラザ」か「専門書アカデミー」がおすすめ!
もし、過去に受験で使用した参考書や問題集、赤本の処分にお困りであれば、参考書の買取を専門に行っている弊社が運営している「学参プラザ」がおすすめです。「学参プラザ」では、予備校のテキストや教材の買取もしています。
また、大学以上で使う教科書や専門書、医学書、資格試験参考書なども買い取って欲しい場合は、「専門書アカデミー」がおすすめです。
弊社は、参考書、専門書、医学書や大学の教科書、赤本、予備校テキスト、塾テキスト、教材といった受験や勉強・資格、学問・研究等に関する書籍を専門に買取と販売を行ってきました。
今年で創業から15年目を迎え、これまでに40万名以上のお客様から買取させていただき、3600万冊以上の取扱い(2024年1月時点)をしてきました。
全国どこからでも送料無料、かつ着払いで簡単に買取を行っており、段ボール無料プレゼントなど、常に「お客様目線」で利用しやすいサポートを用意しています。多少の書き込みがある参考書や使用感・汚れ・傷みなどがある参考書も買取可能です。
※書き込みが多い場合や、線引きや問題番号へのチェックが全体にわたっているものは買取できません。また、使用感や汚れ・傷みなどの損傷が激しい場合、解答用紙や付属品がない場合も買取できませんので、注意してください。
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弊社の買取サイトと買取事業については以下からご覧頂けます。全国どこからでも送料無料、かつ着払いで簡単にお売りいただけます。
買取事業紹介
専門店としての長年の経験をもとに、参考書や専門書、医学書、大学の教科書、赤本について、売るときのコツや注意点、おすすめの宅配買取店も公開しています。ぜひこれらも参考にして、満足いく買取にしてつなげてくださいね。
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まとめ
今回は参考書の書き込みについて解説をしました。書き込みをすることで、理解できていない部分が整理できたり、覚えるべき部分だけ区別できたりするので、勉強の効率を上げられます。
ただし、書き込んだだけで勉強したつもりにならないよう注意しましょう。また、参考書に書き込みをしすぎてしまうと、その後買い取ってもらおうと思っても、難しくなってしまう可能性があります。
今回ご紹介した勉強効率の上がる書き込み方法を正しく実践し、学力アップを目指しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました!
投稿者プロフィール
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参考書・専門書・医学書、大学の教科書、予備校テキスト・教材を専門に買取・販売しています。専門店として創業15年。40万件以上の買取と3600万冊以上の取扱いを行ってきました。 インターネットから申し込みをして宅配便の着払いで送るだけの簡単買取。全国から送料無料。ご希望の方には段ボール無料送付サービスも行っています。
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