高校受験の参考書・問題集はこう選ぶ!失敗しないためのポイント、効果的な使い方を解説
※2024年12月3日更新
ブックスドリーム 編集の玉置です。
いつも弊社ブログをお読み頂きありがとうございます。
中学3年生になると意識しはじめる高校受験。入試に向けて、参考書や問題集の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、たくさんの参考書のなかから自分にぴったりのものを探すのは、難しいものです。
そこで今回は、参考書や赤本、予備校テキスト・教材を専門に15年以上買取と販売を行い、500万名以上にご利用いただき、40万件以上の買取と3600万冊以上の取扱い(2024年1月時点)を行ってきた弊社が、高校受験に向けた参考書・問題集の選び方について、失敗しないためのポイントと効果的な使い方をご紹介していきます。
目次
高校受験の参考書・問題集はこう選ぶ!失敗しないための5ポイント
高校受験のために使う参考書や問題集は、選び方を失敗してしまうと勉強の効率が悪くなってしまいます。参考書・問題集選びは、以下の5つのポイントを参考にしましょう。
1.志望校の偏差値にあわせて選ぶ
2.自分の学力にあわせて選ぶ
3.見やすさで選ぶ
4.解説のわかりやすさで選ぶ
5.必要最低限の冊数を選ぶ
ひとつずつ説明していきます。
①志望校の偏差値にあわせて選ぶ
最初のポイントは、志望校の偏差値にあわせて参考書を選ぶことです。志望校の偏差値と異なる参考書を選んでしまうと、難しすぎて挫折したり、簡単すぎてやる意味がなかったりします。
■偏差値30〜45
全教科が1冊にまとめられた参考書がおすすめです。受験に出題されるポイントが網羅されており、短時間で勉強ができます。
■偏差値45〜55
1冊で網羅できる参考書では知識が足りないため、5教科それぞれの参考書・問題集を選びます。ただし、難しすぎるものを選ばないようにしましょう。基本問題を中心に、応用問題も収録されているものを選びます。
■偏差値55〜80
教科ごとの問題集と、応用問題に対応したものが必要です。国立や難関私立向けの問題集や、志望校の過去問が載ったものを選ぶとよいでしょう。
②自分の学力にあわせて選ぶ
2つ目のポイントは、自分の学力にあわせた参考書・問題集を選ぶことです。先述のとおり、参考書・問題集の内容と自分の実力があっていないと、受験の大切な時間を無駄にしてしまいます。参考書・問題集の内容を確認し、半分ほど解けるものを選びましょう。
③見やすさで選ぶ
3つ目は、見やすさで選びます。内容はもちろんですが、見やすさも参考書選びには大切なポイントです。イラストや図が多いものなど、自分が使いやすい・理解しやすいものを選びます。書店で見比べてみて、似たような内容であれば見やすさで選んでみましょう。
④解説のわかりやすさで選ぶ
4つ目のポイントは、解説のわかりやすさで選ぶことです。解説が一言だけだったり、解説を読んでも理解できなかったりする部分が多い参考書は、なるべく避けましょう。結局は先生に質問しなければならないため、非効率になってしまいます。解説は、丁寧で自分が理解しやすいものを選びましょう。
⑤必要最低限の冊数を選ぶ
最後は、必要最低限の冊数をそろえることです。英語であれば、文法の参考書を何冊もそろえる必要がありません。同じ内容を何冊も並行すると、結局はどれも中途半端になってしまいます。購入した問題集を完璧にこなしてから、次のステップに進むようにしましょう。
高校受験参考書・問題集の効果的な使い方
高校受験の参考書・問題集は、使い方も重要です。4つの効果的な使い方をご紹介するので、参考にしてみましょう。
1.わからないものが無くなるまで何度も繰り返す
2.正解した場合も解説はすべて読む
3.書き込みをする
4.間違えた部分、わからなかった部分はノートやルーズリーフにまとめる
それぞれ説明していきます。
わからないものが無くなるまで何度も繰り返す
1冊を1度やれば終わりではありません。1回だけでは内容を十分理解できておらず、たとえ新しい問題集を使ったとしても、わからない部分はそのままです。わからない問題が無くなるまで、1冊を何度も繰り返しましょう。
正解した場合も解説はすべて読む
正解した問題でもそのままにしないで、解説まで読みましょう。たとえば数学の場合、自分の解き方と解説が異なっていれば、解説の方法を吸収できます。
書き込みをする
メモやポイント、重要部分がわかるように書き込みをしていきましょう。ただし、むやみやたらにマーカーを引いたり、解答を書き込んだりするのはおすすめしません。
マーカーを引きすぎると、重要ポイントがわからなくなります。また、解答を記入すると、繰り返して解く際に目に入ってしまうため、あくまでポイントやメモ程度におさめましょう。
間違えた部分、わからなかった部分はノートやルーズリーフにまとめる
間違えた部分や解けなかった部分は、ノートやルーズリーフにまとめ、自分だけの弱点ノートを作りましょう。
どちらを使ってもかまいませんが、まとめノートはルーズリーフの使用がおすすめです。中身を自由に入れ替えられるため、「理解できた・できていない」で分けたり、理解できたら捨てたりもできます。
高校受験の勉強・取り組みで必ず実践したいこと
高校受験に取り組む際は、以下の6つを実践しましょう。
1.進路決定には十分な時間をかけて慎重に行う
2.受験が近づくにつれて勉強法を変えていく
3.公立と私立でも勉強法を変える必要がある
4.入試問題の出題傾向・変化は過去問から学ぶ
5.内申点対策も欠かさない
6.推薦入試をあてにした対策はNG
ひとつずつみていきます。
進路決定には十分な時間をかけて慎重に行う
進路決定は、すぐに決めず慎重に行いましょう。就きたい職業や大学への進学、部活動などをふまえて考えなければいけません。また、志望校の雰囲気や特色をつかみ、合格に必要な学力も大切です。十分に時間をかけて進路決定を行いましょう。
受験が近づくにつれて勉強法を変えていく
中学2年生と中学3年生の冬休みでは、勉強法が異なります。受験が近づくにつれて、勉強法を変えていきましょう。
■中学2年生
部活や学校の活動で忙しくなる中学2年生は、同時に勉強も難しさを増します。この時期は、学校の授業内容をしっかり理解することが大切です。
■中学3年生の春〜夏
本格的に受験勉強がはじまる時期です。この時期は、受験に必要な基礎問題を意識して取り組みましょう。英語であれば単語を覚えるなど、夏以降の入試対策中心の問題に向けて勉強をします。
■中学3年生の夏休み
高校受験でもっとも大切だといわれる中学3年生の夏休み。中学1年生・中学2年生の復習をしておき、苦手分野は克服しておきましょう。夏前に行った基礎問題は、すべて理解できるレベルまでにしておきます。
■中学3年生の2学期
入試に向けて、3年間の総復習や過去問題の演習を行います。総復習ができる参考書や、過去問題が掲載された問題集を中心に取り組んでいきましょう。
■〜入試本番
2学期で行っていた入試対策を続け、苦手分野や問題を確実になくしたり、応用問題に取り組んだりします。問題集は時間配分に気をつけ、本番のイメージをもちましょう。
また、入試当日のシミュレーションをすることもおすすめです。本番と同じ時間に起き、実際の科目・時間どおりに問題を解いてみます。当日に慣れることも必要な練習です。
公立と私立でも勉強法を変える必要がある
公立の試験は国数理社英の5教科で、自治体ごとに共通のテストが行われます。基本的に中学2年生の3学期までの内容が出題されるため、しっかりと過去問題で復習をしておきましょう。
一方、私立高校は高校ごとに問題が異なり、難易度や特徴もさまざま。教科書の内容だけではカバーできないこともあるため、受験する学校の過去問題を解く必要があります。
入試問題の出題傾向・変化は過去問から学ぶ
私立高校の場合、毎年同じような問題を出すことがあります。出題傾向を知っているのと知らないのでは、大きな差です。合格のために克服する必要がある部分の対策が練られるので、過去問題をしっかりと解いて効率よく学んでいきましょう。
内申点対策も欠かさない
高校受験では、入試の成績だけでなく内申点も必要です。内申点は、部活動や委員会活動、各教科の成績などが記載されています。都道府県によって内申点の割合は変わりますが、合否には内申点と試験結果がかかわるため、学校でも気を抜かないようにしましょう。
推薦入試をあてにした対策はNG
推薦入試は、試験ではなく小論文や面接などで行うものです。内申点を満たしていれば受験できますが、その分倍率は高くなります。推薦入試をあてにした対策は避け、一般試験に向けた勉強を怠らないようにしておきましょう。
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まとめ
高校受験の参考書は、自分のレベルや志望校の偏差値にあわせて選ぶことが大切です。また、中学3年分の復習や応用問題の演習が必要なため、時期によって使用する参考書・問題集や勉強方法を変えていくようにします。
自分にあった参考書・問題集を選び、効率よく高校受験に向けて勉強をしていきましょう。
なお、当ブログの以下の記事では、参考書の正しい選び方や参考書選びのコツ、参考書を買ってから効率よく勉強するためのコツや勉強するときの注意点、参考書の使い方や読み方・書き込みのコツについても紹介しています。
高校生向け・大学受験向けの内容が多いですが、参考書の選び方や勉強のコツは中学生・高校生・高校受験・大学受験にかかわらず共通点が多いものです。せっかく自分にあった参考書を購入しても適切に使いこなせなければ意味がありません。これらの記事も参考にしてぜひ参考書のポテンシャルを活かしきって、学力向上につなげましょう。
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