成績を上げるためのルーズリーフの使い方!絶対にやりたい7つのことを伝授
※2024年9月3日更新
ブックスドリーム 編集の玉置です。
いつも弊社ブログをお読み頂きありがとうございます。
勉強や学習の際に、ノートとルーズリーフのどちらを使うべきか悩む人は多いのではないでしょうか。高い自由度が魅力のルーズリーフを上手に活用すれば、「なかなかテストの点数が上がらない」、「もっと効率がよい勉強法が知りたい」というお悩みを解決できるかもしれません。
この記事では、参考書や専門書、医学書、予備校テキスト・教材を専門として15年以上にわたり500万名以上にご利用いただき、40万件以上の買取と3600万冊以上の取扱い(2024年1月時点)を行ってきた弊社が、成績アップにつながるルーズリーフの上手な使い方をご紹介していきます。
小学生、中学生、高校生の方はもちろん、大学生や、仕事のための資格取得に向けて・趣味として勉強をしたい大人の方まで、ぜひ日々の勉強の参考にしてください。
目次
ルーズリーフとは?
ルーズリーフは、使い方次第で日々の授業や予習・復習に欠かせない「書く」・「学ぶ」の効率を上げてくれる便利なアイテムです。
多くの場合、授業中には板書の内容を手元のノートに書き写しますよね。日々の復習やテスト勉強の際に見返すため、なるべくキレイにまとめたいと考える方も多いでしょう。ルーズリーフは簡単かつキレイなノートづくりがしやすいだけでなく、ノートと配布プリントなどをバインダーで一緒に管理することもできるというメリットがあります。
ルーズリーフ基本的な使い方
まずはルーズリーフの基本的な使い方を知りましょう。ルーズリーフを便利に使うためには、糸で綴じられたノートとは異なる工夫が必要です。
1.日付を書いておく
2.内容・順番を整理する
3.板書をわかりやすくまとめる
4.ページ単位で貸し借りをする
5.バインダーを使って管理する
それぞれみていきましょう。
日付を書いておく
ノートは日付の記入を忘れていても、順番どおりに書き込んでいるのでそれほど困ることはないでしょう。しかし、ルーズリーフは1枚1枚がバラバラなため、日付を書いていないとバインダーから外したときに順番がわからなくなってしまいます。面倒でも、必ずすべてのルーズリーフに日付を記入していきましょう。
内容・順番を整理する
いつでも好きなときにページを足したり引いたり、順番を入れ替えたりできるのがルーズリーフならではの強みです。しかし、「いつか整理しよう」と思って適当にバインダーに詰め込んでしまうと、いざというときに見返したいページの場所がわからなくなってしまいます。定期的に整理して、必要なページだけを順番どおりに入れておくようにしましょう。
板書をわかりやすくまとめる
ページが1枚ずつ独立しているルーズリーフならではの特徴を活かして、板書をわかりやすくまとめながら日々の勉強を効率的に進められます。ルーズリーフでキレイにまとめるコツをご紹介します。
①キレイにまとめることを意識しすぎない
ルーズリーフを使って効率よく勉強を進めるための意外なコツは、キレイに作り込みすぎないことです。カラフルな色を使うなど「キレイにまとめること」が目的に変わってしまうことがありますが、まずは授業の内容を抜け・漏れなくルーズリーフに書き写すことを最優先にしましょう。
板書されない、先生が口頭でのみ伝える内容にも重要なポイントが隠れていることもありますよね。ルーズリーフを使うときは「板書を書き写すスペース」、「板書されない内容のメモをとるスペース」といったように、あらかじめブロック分けしておくと、2つのスペースの内容を連動させながらメモをとることができ、後から見返してのまとめ直しもしやすくなります。
②自分がわからないものに絞ってまとめる
授業後の復習やテスト勉強をするときは、授業中に記入したルーズリーフを見返して要点やわからない部分のまとめ直しをしましょう。自分だけの参考書ができあがり、テスト前の見直しもしやすくなります。ノートと違って、まとめ直しをした後は元のルーズリーフをバインダーから外せる点も効率的です。
ページ単位で貸し借りをする
記入した内容を友だちに共有したいときにノートごと貸すと、返ってくるまでの間は1冊のノートに記入した内容すべてが確認できなくなってしまいます。その点、ルーズリーフは必要なページだけを取り出して貸し借りができるので手軽かつ便利です。
バインダーを使って管理する
ルーズリーフは、バインダーにはさんでまとめることでノートと同じ感覚で持ち運べます。さらに、いつでも入れ替えができるので情報のまとめ・整理にも便利ですよ。
①複数のバインダーやインデックスを活用して教科ごと、学期ごとに分ける
日々の勉強にルーズリーフを使ううえでの重要ポイントが、教科や学期ごとにバインダーを分けることです。バインダーの中でもさらに細かく仕分けたい場合はカラー別のインデックスシートの利用がおすすめ。テストの時期には、インデックスを仕切りにして全教科の重要ポイントをひとつのバインダーにまとめるのもよいでしょう。
②授業で使ったプリント類も一緒に綴じる
ルーズリーフのバインダーと一緒にプリント類をはさめば、情報がひとつに集約されます。勉強がしやすく、プリントをなくす心配もありません。穴あけパンチを使いプリントに穴をあけてリングに通したり、バインダー用のクリアポケットに入れたりして一緒に綴じておきましょう。
成績を上げるためのルーズリーフの使い方!受験生が絶対にやりたい3つのこと
ノートにはないルーズリーフならではの強みは、ページが1枚ずつ独立していることに他なりません。この強みを存分に活かしたルーズリーフの活用方法をご紹介します。勉強の効率に大きく影響するので、特に受験生の方は必見です。
1.問題集の答えはルーズリーフに記入
2.レイアウトを工夫して暗記の効率アップ
3.わからない・苦手な部分のノートだけを取り出して集中的に勉強
それぞれみていきましょう。
問題集の答えはルーズリーフに記入
問題集を何度も繰り返し使うなら、答えは問題集の回答欄に直接書き込むのではなくルーズリーフに記入しましょう。
問題集を解いていくとき、授業中に使っているノートに続けて記入すると内容が混ざってしまうし、問題集のためにノートを新しく買うのもなんだかもったいない……そんなときこそルーズリーフの出番です。1枚だけ取り出して、前後のページとの関係を気にすることなく気軽に使うことができます。
問題を解いた後のルーズリーフはまとめて専用のバインダーにはさんだり、知識が定着していない部分の問題をメモしておいたりして管理しましょう。復習やテスト勉強の際に「どこをどう間違えたか」を確認できて役立ちますよ。
レイアウトを工夫して暗記の効率アップ
左右のどちらからでも折ることができるのも、1枚ずつ独立しているルーズリーフならではの強みです。縦に2分割する形で折り目をつけ、自分が暗記したい単語・年号などに絞ってまとめた手づくりの暗記帳を作成しましょう。
ルーズリーフは記入スペースが広いので、1枚に多くの内容をまとめたり、記述系の暗記に活用したりできます。たとえば、英単語の暗記帳なら以下のような手順で作成してみてください。
<ルーズリーフで英単語帳をつくる手順>
①ルーズリーフを縦に2分割する形で折り目をつける
②左側に覚えたい英単語を記入
③右側に和訳を記入
④覚えられた単語には印をつけていき、暗記の進捗をチェックする
このような使い方をあらかじめ想定し、縦に罫線が入っている「暗記罫」というルーズリーフ商品もあります。覚えたい内容だけをまとめた自分だけの暗記帳づくりにルーズリーフを役立てましょう。
わからない・苦手な部分のノートだけを取り出して集中的に勉強
苦手科目・分野や、まだ理解が進んでいない部分の勉強をするときは、バインダーから該当箇所のノートだけを取り出して集中的に取り組みましょう。たとえば、歴史上の特定の時代に起こった出来事や主要な人物について暗記したいとき。教科書や参考書を片手に何度もノートのページをめくる必要がなく、スムーズに勉強が進められますよ。
ルーズリーフの種類ごとの特徴・使い方
ノートにさまざまな種類があるように、ルーズリーフもそれぞれデザインが大きく異なります。勉強のためにルーズリーフを選ぶときは罫線の種類に注目することが非常に大切です。それぞれの特徴を知り、自分の用途に合ったものを探してみてください。
横罫
もっとも汎用性が高く幅広い科目に対応でき、一般的とも言えるデザインが横罫です。罫線同士の間隔は6mmのもの、7mmのものなどさまざまあるので、書きやすいと感じるものを選んでください。国語の勉強などにおすすめの縦罫も存在します。
方眼
罫線ではなくマス目が書かれているタイプです。まっすぐ線を引いたり、字を縦横に揃えて書いたりする機会が多い算数や数学の勉強に適しています。向きを変えないまま縦書き・横書きどちらでも使える汎用性の高さも魅力です。
無地
罫線やマス目が一切描かれていない無地のタイプです。レイアウトが自由自在で、好きな場所に図形や絵、文字を記入したいときにおすすめです。罫線が描かれた下敷きを使えば、無地の紙でも字を揃えてキレイに書けますよ。
英習字罫
アルファベットが書きやすい、4本の横罫線が書かれているタイプです。英単語をキレイに揃えて書きたいときや、アルファベットを書く練習をするときに適しています。
音楽罫
楽譜を書くことを想定して五線が引かれているタイプです。音楽の勉強をするときに、横罫や方眼などのルーズリーフと併用することでわかりやすくキレイなノートがつくれます。
その他
板書用スペース・メモ用スペースがあらかじめ分かれているものや、暗記に特化した「暗記罫」など、ルーズリーフには勉強に役立つバラエティ豊かなラインナップが揃っています。中学1・2・3年生の5教科をまとめた『ルーズリーフ参考書』シリーズは、自分でまとめることが苦手だけれどルーズリーフを活用したいと思っている方におすすめです。
ルーズリーフを使った斬新な参考書『ルーズリーフ参考書』をご存知ですか?
中学生1・2・3年生の5教科をまとめた、『ルーズリーフ参考書』シリーズがあります。ルーズリーフと同じく1枚ずつバラバラになるため、授業と同じ内容に並べ替えたり、テスト範囲だけを持ち運んだりできます。
また、科目別に分けられるので、自分のバインダーに綴じて情報をひとつにまとめることも可能です。さらに、あらかじめポイントがまとめられているだけでなく、「ニガテ」「質問する」といったマスキングテープも用意されています。「まとめることに集中してしまいそう」という人には、おすすめの参考書です
まとめ
自分の好きな順番に、まとめたい分野だけ、苦手克服のためなど、自分の思い通りのまとめノートがつくれるルーズリーフ。「わかりやすいノートをつくりたい」、「図や表を美しく書きたい」、「効率よく暗記したい」といった希望を叶えてくれるアイテムです。
今回ご紹介したもの以外にもさまざまなタイプの製品があるので、自分に合ったものを上手に活用して実力をつけていきましょう。
バインダーやインデックスなどのアイテムも積極的に取り入れれば、毎日の勉強時間が楽しく便利なものになります。受験勉強は心が折れそうになることもあるかもしれませんが、効果的なルーズリーフの使い方を参考にして充実した受験ライフを送ってくださいね。
なお、当ブログの以下の記事では、受験勉強をするにあたって必要不可欠な参考書の正しい選び方や参考書選びのコツ、高校生におすすめのわかりやすい参考書と教科別・志望校別におすすめの参考書、参考書や赤本を買ってから効率よく勉強するためのコツや注意点、参考書・赤本の使い方や読み方・書き込みのコツについても紹介しています。是非こちらも参考にして志望校合格を勝ち取ってください。
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